今回ホウオウゴケを入手し、ガラスの容器で簡単なテラリウムを作りました。
ホウオウゴケの入手方法についてですが、ショップで購入する方法と自生しているものを採集する方法があります。
自生しているものを入手する場合、ホウオウゴケは湿度の高い場所を好むので川辺など水があり湿度の高い環境で生えていることが多い種類です。
また苔を扱っている園芸ショップでも入手することが出来ます。
ホウオウゴケとは
ホウオウゴケは見た目が、その名のとおりホウオウの羽のような形をした葉の形状に特徴があります。
ホウオウゴケは日本全国に幅広く分布し、特に山地でよく見られる大型の苔です。大きさは4~5cm程度。
湿度が高い環境を好むため、湿っぽい場所や水辺の近くに見られる種類の苔です。
葉に特徴がありのこぎりの歯のように対称に葉が付いている形状をしています。
直射日光の当たらない日陰になっている場所や、山の斜面になっているような場所に自生しています。
ホウオウゴケでボトルテラリウムを作る
ショップで購入したホウオウゴケがこちらです。ホウオウゴケは他の苔に比べてやや大ぶりで長さは約4~5cm程度あります。
苔を栽培する容器ですが、フタ付きのガラス瓶を用意しました。また土壌はアクアリウム用に販売されている粒状ものを用いました。
ガラス容器にソイルと溶岩石をセットした状態が上の画像になります。溶岩石ですが、ガラス容器内に石を入れると見栄えが良くなります。
石のセッティングですが、苔を入れる前に配置しました。
ホウオウゴケをピンセットでつまみ1本ずつ土壌に挿していきます。
ホウオウゴケは湿度の高い環境を好むので十分に水を与えます。
最後に苔のレイアウトを調整して完成です。
石や流木など小物を容器に入れると見栄えが良くなります。おしゃれに飾って起きたい場合は必須のアイテムと言えるでしょう。
ホウオウゴケの育て方・管理方法
ホウオウゴケは日陰を好む植物です。管理方法としては直射日光の当たらない日陰で管理するようにしましょう。
また湿度が高い環境を好む植物であるため、乾燥しないようにこまめに水を与えるか湿度が確保できるフタ付きの容器で栽培するようにしましょう。
寒さには強いので冬場の管理はさほど気を使う必要はありませんが、夏場は高温環境下に置いておくと蒸れてしまうので涼しい場所で栽培するようにします。