ハナゴケは見た目にも特徴的な植物で地衣類の仲間です。
今回、園芸植物を扱うショップで入手したのでガラスの容器で栽培してみました。
苔テラリウムや苔ボトルと呼ばれるガラス瓶の中で育てる方法を試しました。
苔テラリウムの書籍は多く出版されているので、気になる方はチェックしてみましょう。
苔をガラスのボトルで育てると、おしゃれなインテリアとして飾れるのでおすすめです。
ハナゴケとは
ハナゴケとは地衣類の仲間で、苔とはかなり異なる外形をしています。

地衣類とは菌類と藻類が共生した植物とのことですが、この辺の難しい話はパスします。
この辺の分類は学説などが絡んできて非常に難しい。知りたい人は研究している学者にでも聞きましょう。
ハナゴケの育て方ですが、苔の育て方と同様の管理方法で育ちます。重要なポイントは以下です。
1.日陰で管理すること。(直射日光に当てない。)
2.湿度の高い状態を保つこと。(乾燥させないこと)
ハナゴケの栽培は難しそうに思えますが、ポイントを押さえればそれほど難しくはありません。
ウチのハナゴケは、スギゴケやハイゴケなどと同じ容器内で育っているので同様の管理方法で良いでしょう。
ただし、夏場の高温だけは注意が必要です。高温になる昼間に水をやると、蒸れを起こして枯れてしまいます。
ガラス瓶で栽培する
今回苔のテラリウム、苔ボトルを作るのに用いた容器はジャム瓶を用いました。

苔テラリウムや苔のボトルには、密閉した容器と開放型の容器に大きく分けることが出来ます。
今回はフタのついた密閉できる容器を用います。経験上、苔栽培はフタの付いた容器の方が管理が楽です。
初心者の方はフタの付いた容器を選ぶようにしましょう。
苔栽培の土壌には、鹿沼土を用いました。


瓶に鹿沼土を入れ、メインのハナゴケを容器に入れていきます。
ピンセットがあれば便利なので用意しておくことをおすすめします。
苔を入れ終えたら十分に水を与えます。

ガラスボトルに入れると管理が楽であるのと、おしゃれなのでおすすめです。
楽しい苔のボトル栽培、ぜひ試してみましょう。