冬場になると多くの植物は低温で緩慢になったり、休眠します。活動をしていない植物への水やりは控えた方が良い場合もあります。
冬場も緑を保っている一年草も、生育が緩慢になっているのでそれほどの水やりは必要ありません。土が乾燥していたら与える程度で良いでしょう。

休眠中の植物に水やりは少量
地上部分に葉をつけていない枯れたような見た目になっている休眠中の植物には基本的に水やりの必要はありません。雨水がかかる場所であれば十分であると言えます。
ただカラカラの状態に土が乾燥すると枯れてしまうので土が湿る程度に水を与えます。
土の凍結に注意
冬場は夕方の日が沈む前の時間に水をたっぷり与えてしまうと、夜間気温が下がったとき土壌が凍結してしまうことがあります。
土が凍結すると、植物の根を傷めて枯れてしまうことがあるので注意が必要。冬場の水やりは、暖かいうちの日中に行うようにします。
冬場の管理は寒風に注意

日本の冬は強風が吹き荒れる地域が多く、乾いた温度の低い風は植物を枯らせてしまうことがあります。
乾燥した風が鉢に当たると土が乾き易くなります。夏に比べて冬は土が乾燥しないようなイメージがしますが、冬場も土が乾燥していないかこまめにチェックする必要があります。
また、植物は冷たい北風が当たらない場所で管理するか遮蔽物をおいて風が当たらないようにすると上手く管理できます。
根元を覆って凍結の対策をする
植物の根元の土壌を覆うマルチングで土の凍結対策ができます。
寒さに弱い植物はバークチップなどで根元を覆うことで冬場の寒さから植物を保護することができるでしょう。