植物に肥料を与える際に注意するポイントがあります。それは、植物が活動をストップする冬の休眠期や暑さの厳しい夏場に多くの肥料を与えてしまうことです。
肥料を与えれば与えるほど植物が元気になり、花をたくさん咲かせると思いがちですが、この考えは要注意です。
肥料を与える時期や植物の状態で枯らせてしまうことがあります。
冬場の休眠期と夏場の温度が高い時期に与える肥料は少量でかまいません。
この時期に肥料を多く与えてしまうと、養分を吸収できないだけでなく植物を傷めてしまうことがあるので注意しましょう。
肥料の与えすぎは植物の株を弱めてしまい、病気になったり害虫の被害に合い易くなったり、花が奇形となることがあります。
夏場の施肥に注意
真夏の季節に元気がない植物に肥料を与える際、液肥を与える際は出来るだけ薄いものを与えるようにします。
元気がないからと言って濃度の濃い液肥を与えてしまうと枯れてしまうので注意しましょう。
弱っている植物の施肥に注意
弱っている植物に肥料を与えたくなりますが、肥料を与える前に栽培の環境や用土、水やりの仕方など問題がないか見直すことが重要です。
弱っている植物に肥料を与えると逆に枯れてしまうことがあります。肥料を与える前に栽培方法に問題が無いか確認して、栽培方法を改善することが重要です。
一度にたくさんの肥料を与えないこと
まとめて大量に肥料を与えてしまうと枯らせてしまう原因になるので定期的に適量をまんべんなく与えるようにします。
水に溶けやすい化学肥料を多く与えると一気に養分が溶け出して根を傷めてしまうので少しずつ適量を与えること。
植物が肥料を必要としているのは、春や秋など植物が活発に生長している季節です。肥料は適した時期に適量を与えるようにしましょう。