ガーデニング・園芸で植物の成長に応じて、剪定をする必要が出てきます。
樹木を健康に保つためにも庭木はきれいに剪定して管理する必要があります。
剪定の道具としてホームセンターや園芸ショップには、ガーデニング用のはさみが多く売られています。形状の違うものがありますが、どのようにちがうのでしょうか。
枝の太さや硬さで適したはさみの形状が異なるので把握しておくと作業がはかどるでしょう。
枝を切るために使用する刃物は大きく4つに分けることが出来ます。
園芸用の4種類のはさみ
1.植木ばさみ
園芸店で目にする最も一般的なガーデニング用のはさみです。葉や細い枝を切るのに適しています。大きさや形ともに様々な種類があります。手に持ってみてしっくりくるものを選びましょう。
2.剪定ばさみ
やや太い枝を切るのに適したはさみ。植木ばさみとは刃の形状が異なり切り刃と受け刃が半円形の形状をしています。太い枝を切るときは握りながら回して切るようにします。
3.刈り込みばさみ
生垣など大きな範囲を刈り込むのに使うのが刈り込みばさみです。刃渡りは使いこなせるぐらいの長さのものを選ぶのがポイントです。柄の部分と刃の角度が小さく、柄が長いものが使いやすいのでおすすめ。柄が長い方が力が少なく切ることが出来ます。
4.のこぎり
太い枝や幹を切るときに使うのがのこぎり。家庭向けの園芸で使う場合は、刃渡りが30cm程度のものを選ぶと良いでしょう。
植木ばさみ1本で事足りると思っている人もいますが、枝の太さや硬さを見極めて道具を選ぶようにしましょう。